沖縄軍政官府
日付:1949年10月7日
首題:読谷村に於ける建築
宛:沖縄知事
一、読谷村に於ける調査の結果、戦前の伊良皆部落の住人達が沖縄人に未だ移住を許可していない地域に約100軒もの家屋を建築しているという事が判明した。
これは弾薬貯蔵所近接地区に家屋建築を禁止する。
二、沖縄民政府は該住民を現住地から以前の居住地に移動せしめる様、即刻の処置をとられたし。読谷村長は伊良皆部落の住人達の現住地への移動については終始反対であったし且該住人達にその認可を与へて居らない旨判明す
三、以上の事実及添付せる2通の調査報告書等の事実に鑑みて沖縄民政府は該部落の移動の為即刻の処置をとられたし。
沖縄軍政官府 首席代表 歩兵中佐 エドワード ジェイ ミラー
- 資料ID
- 000101
- 作成日
- 1949年10月7日
- 資料名
- 帰村に関する行政文書
- 件名
- 読谷村に於ける建築