白い輪 読谷村史編集室 読谷村戦後復興資料データベース

ID:000194 1951年3月14日 作成

帰村に関する行政文書

スクラップ払下に関する陳情

読総号外
1951年3月14日
読谷村長 當山眞志
沖縄群島知事殿

スクラップ払下に関する陳情

現在当読谷村内座喜味、都屋、宇座、瀬名波等の各捨場並に山野に散在するスクラップを地元読谷村に払下げて頂く様、善処方御高配下されたく右謹んで陳情致します。

払下げて戴きたい理由
1. 捨場設置に就いては相当広い土地が使われて居るので村民は多大の損失をしている。

2. その土地を使い、その土地に捨てられているものに対しては当然自分等のものになるべきものであると言う住民の心理が働いている。
3. 自分の土地なる自分の村内にあるものを村外の人が持ち出して村民に損失を与える時は、その収集者に対し当然悪感情を抱き社会秩序に従わぬ様な思想を起こすおそれがある。

4.損失に対する償い及び村民慰撫の点から考えてもぜひ村に払下げて戴きたい。

資料ID
000194
作成日
1951年3月14日
資料名
帰村に関する行政文書
件名
スクラップ払下に関する陳情

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